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金剛山赤不動明王院、慈福のブログです。 學びを深めるため永作優三輝師僧の許可を得てリブログしています

by 慈福

密教1074 記憶


密教1074 記憶

記憶は、時として我が身を苦しめる事がある。
悲しい記憶、悔しい記憶、怒りの記憶この三点は深く残りますが、楽しい記憶、良かった記憶は、忘れがちなのが人間である。
例えば仲の良かった者同士が喧嘩や断絶に至るのは、楽しい良かったの記憶を忘却し刹那を捉えるからである。
刹那とは、極めて短い時間を示します。
【サンスクリット語の音写】
人間の記憶は曖昧である!
何故、人間界に争いが絶え無いのか、それは自分の都合で思考するからに他ならない。

いわゆる思いやりの無さ、傲慢から出る負の感情である。
人間は、負の感情に支配された時、不幸の坂を転げ落ちるで有ろう。

そして、その状況から這い上がるには、良かった時の何倍もの努力が必要と成ります。


では、何故、上記のような事を繰り返すのか?
簡単に言えば解って居ないからである。
この記事を読んで幾ばくかも御理解頂けた方々は、次回の章を読んで頂きたい。


必ずや頷き御理解頂けるものと考えます。
良かった、楽しかった記憶は心に留め、苦しい、悲しい、怒りの記憶は、忘却すべきである。
現界を最後まで生き抜く秘訣は、忘れ上手は生き上手なのだから。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主永作優三輝



嫌な記憶がよみがえるとき、苦しみに苛まれます。嫌な出来事を思い出すとそこで時間が止まってしまうのです。
嫌でつらかった出来事は少しずつ放念し、自分の歴史として受け入れることができるようになるまで、學びは続くのでしょう。
読んでいただきありがとうございます
慈福

by fudou8jifuku28 | 2019-04-16 06:00 | 赤不動明王院便り | Comments(0)