金剛山赤不動明王院、慈福のブログです。 學びを深めるため永作優三輝師僧の許可を得てリブログしています

by 慈福

密教818 護摩行


護摩行

私が初めて護摩行法に挑んだのは、40年前くらい前である。
最初は手が震え、緊張の極致でありました。
e0392797_21382921.jpg
その時、師僧に教えて頂いたことがあります。

『一流の料理人も、最初は皿洗いからが修行であり、始めから食材を調理する訳では無い!

時間を掛けて腕を磨き、心を磨く事が、最終的に最高の接待役になるのである

護摩法は、御仏、諸天天神に対する究極のお接待であります。
お接待とは、静と動の融合が出来て初めて生まれる境地である。

今回、当院で教授する護摩法は、風呂敷護摩である。
薄い布の上で護摩法を修し、その下の畳を焦がさずに焚き上げる秘法の一つである。

誤れば、畳は言うまでも無く焦げます。
修練を積んだ修験者でも難しいと言われる、護摩法である。

当院では、独自の修練法を用いて修行して頂きます。

修行法を此処で明かす事は出来ません。
しかし、真面目に取り組まれる方でしたら、老若男女問わずご指導致します。

自らの手で護摩行から始め、護摩法に到達した者にしか分からない境地を体験する事は、
自身の人生を知る上においても、大変有意義な事では無いでしょうか。

この行法は、最終的には御仏と折衷し、行者になる為の早道と考えます。

私は女だから、私は歳だから荒行は出来ない…と、お考えの方もご安心下さい。
行を始めるのに、早い遅いはありません。

南無大日大聖不動明王
金剛合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝


風呂敷の用な薄い布の上で護摩が焚けるとは、知りませんでした。
普通に考えたら、薄い布の上に火をつけた木を置けば、焦げるところか火事になるような気がします。

しかし護摩はそういった焚き火ではない仏様への接待。
しっかりとした密教僧の指導があるからこそ、護摩を焚き仏様へと届けることが出来るのでしょう。
行を始めるのに、早い遅いはありません。
と師僧は言っています。
私は最近『修行の本』という本を読んでいましたが、そこには私では想像出来ないような荒行に挑んだ人のことが書いてありました。
40代で回峰行に入った方の話などを読むと、年齢、性別などは些細なことだと思います。
思い立ったが吉日という言葉のように、自分が挑戦しよう! と思ったときが、始まりだと私は思います。
ありがとうございます 慈福

[PR]
by fudou8jifuku28 | 2018-06-24 06:00 | 赤不動明王院便り | Comments(0)