金剛山赤不動明王院、慈福のブログです。 學びを深めるため永作優三輝師僧の許可を得てリブログしています

by 慈福

12.15  727絶望感②私の...

12.15  727
絶望感②

私の寺に、小さなお子さんを連れたお母さんが訪ねて来られました。
ご主人についての相談である。

ご主人は、給料のほとんどを遊び事につぎ込み、生活費は六万円を入れてくれるだけで、後は自分の遊興費に当て、お母さんは、新聞配達やその他の収入で生計立て居たのである。

ある日、子供が病気になり、医師に診てもらって家に帰ると、ご主人が新車を買うと言う事から口論となった。

やがて暴力に発展し、その時の形相がまるで鬼のようだったと泣き崩れました。

私が霊視すると、ご主人には良からぬものが憑依して居たのである。

私は、ご主人を連れて来るように言って、その場はそれで終わりました。

再度お越しになられた時に、ご主人の除霊をする事にした。

そして数日後、お子さんを連れたお母さんが来られて、びっくり。
顔は腫れ上がり、片足を引きずっていた。

事情を聴いたら、昨晩殴られたのである。

私は、役所の知り合いに電話して頼んだ。
お母さんと小さなお子さんが生きられるように。
そして友人の弁護士にも、母子の身が立つようにお願いした。

ご主人は逮捕され、母子は新しく母子で暮らせるようになった。

正に絶望感そのものだったお母さんは、子供と二人将来の夢に向かって頑張って居る。
その顔には、安堵感と笑顔が戻って来た。

私も何度も絶望の淵に立って来たが、私には強い味方が居たのである。

それは、強い信仰心と武術家としての誇りであった。

今は大勢の弟子と信徒さんに囲まれ、生きて居る。

人間は、最後の最後まで諦めてはいけない。

御仏は、耐えられない試練は、与え無いのだから。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院
院主永作優三輝

慈福の私感
お母様は、お子さんのために耐え続け、自分が我慢すれば良いのだと思われたのでしょう。
子育てと生計をたてるために働いても、ご主人から暴力を振るわれた気持ちは、あまりにも辛い事です。

人は変わります。
良いほうに変わるか、悪いほうに変わるかはその人次第です。
暴力で要求をとおす事は、その人は理性がきかず、感情で動き、また説得力がないことを証明しています。

ある程度の段階を越えたら、離れることも考えるべきであると私は思います。
ありがとうございます 慈福

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by fudou8jifuku28 | 2017-12-15 06:00 | 赤不動明王院便り | Comments(0)