金剛山赤不動明王院、慈福のブログです。 學びを深めるため永作優三輝師僧の許可を得てリブログしています

by 慈福

密教787 二つの意味をもつ


二つの意味を持つ

密教の経典の中には、二つの意味を持つものが存在している。
一つは思想を説きもう一つは方法論《実際に使う為の教科書》である。

密教には、一般には知らされて居ない経典が数多く存在している。
それらは全て、方法論の経典群である。

何故か?
一般人でも、漢文の理解が出来る者なら使いこなす事が可能だからである。

一例を挙げれば、大日経には住心品と倶縁品がある。

大日経住心品では大智と小智の思想を説き大日経倶縁品では実際の方法論を説いている。
従って、大日経倶縁品は一般人の手には入手し辛いのである。

密教には、十年掛けても説き明かせ無いほど、方法論を説いた経典群が存在しています。
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私は、高野山の資料室にも何度もお邪魔して《地下一階から地上三階》拝見させて頂きました。
が、その膨大な量に圧倒されました。

そして、お大師様《弘法大師空海》の偉大さに、今更ながら敬服するばかりです。
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この資料が、寝るだけでは無く、
世の為人のために生かされる時、日本は大きく変革するであろう。
と、そのように実感した次第である。

昔と違い、現在は、読み書きの出来無い人はほとんど居ません。
それに伴い、理解力も増大している。

現在、一般に広く公開し、心の変革を図って頂きたいと願う一人である。

当院では、私が個人的に所有している経典を、解読班の手によって現在解読作業が進行中です。

南無大日大聖不動明王尊
金剛合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝


赤不動明王院では、密教経典の解読作業が行われています。
経典は亡くなった人だけではなく、生きている人間にも大切な生き方を教えてくれていると私は思います。
経典が解明され世に出るとき、道を求めて学ぶ者に心の変革をおこすことでしよう。
ありがとうございます 慈福


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by fudou8jifuku28 | 2018-03-25 06:00 | 赤不動明王院便り